ひとりごと

建築の設計という仕事は求められる知識がとても多く仕事を進めるにあたってストレスがたまりやすいです。 また、体力勝負みたいなところもありますので仕事とは関係のない趣味の時間は大切だと思ってます。 幸いまわりの友人にめぐまれていていろいろ楽しい時間をすごすことができています。 自転車...

土地の上に建物が建ち、建物の中に人が住み、そこに生活が生まれます。 恵まれた環境ではそれを十分いかし、そうでないときはその難条件を克服し、その人や土地にあった建築をつくりたいと考えています。 設計にあたって考えることを人・建物・土地の3つの要素に分けて書き出してみました。

ご自身の夢を形にするにはやはりご自身がよく考えてどのようなものを作りたいかを私に伝えていただくことが大切です。 文章にして伝えていただく、言葉で伝えていただく、あるいは、はっきりとした言葉ではなくても会話の端々で建築に対する思いみたいなものが私に伝わればそれを形にしていく中で満足していただける建築ができてきます。...

多くの建築業者さんは私たちのことを「先生」と呼んでくれます。 若いころは「先生なんて呼ばないで」などといちいち言っていましたがこのごろはあだ名(?)みたいなものと考えてそのままにしていますが本当は「久松さん」など名前で呼んでもらいたいです。 どんなに素晴らしい図面を作っても職人さんたちの力を借りないと実現しません。...

一級建築士の資格は国家資格となりますので、その免許証には大臣の名前が載ります。 今なら国土交通大臣となるのでしょうが、私たちの時代は建設大臣でした。 当時は免許を取ればその後何もなかったのですが、今は3年に1回の講習を受けその後行われるテストに合格しないといけなくなりました。(理由は…建築士が関与する事件があったから)...

自分の大学の建築学科では4年生の最後に卒業設計というのがあり一等賞は村野賞(建築家の村野藤吾先生からとられた名前)とよばれ設計を志す学生はこれを目指して頑張っていました。 自分はこの卒業設計のタイトルに “色彩都市” とつけ、 「都市は建築という色彩に彩られた楽しい場所であってほしい」 などと書きました。...

ロードバイクという乗り物はより速く、より遠くへ、より楽に…というような機能を徹底的に追求した美しい乗り物です。 建築も意味のないデザインではなく住むという機能を追求した美しさを持ったものにしたいと考えています。 まぁ~、ロードバイクに乗ってる時はそんなこ難しいことは考えてないですけどね…...

建物をつくるのにはいろいろな過程がありますが、やはり建前の時が一番胸躍る感じがします。 地鎮祭の時は「さあこれから頑張るぞ!」という気持ちはありますがまだ何もできてません。 竣工の時は達成感はありますが、終わってしまうというなにかさみしさがあります。...

設計段階でかなり深く考えるのですが、現場が始まるといろいろ確認したいことが出てきます。 ある時は自分の考えをまとめるために、またある時は自分の考えを職人さんに伝えるために… そんな時に壁に直接図面を描くことがあります。 職人さんたちの目の前で意見も聞きながら描くことによりイメージの共有ができてよい建築につながると考えています。

手の痕跡を残す
時としてコストダウンのために、あるいは自分の思いを表現するために施主さん自ら工事をすることがあります。 壁に珪藻土を塗ったり、ペンキを塗ったり、土間に石やビー玉を埋め込んだり、木を植えたり・・・...

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 久松建築計画

 

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